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ZGMF-X2000 グフイグナイテッド : ミニ英和和英辞書
ZGMF-X2000 グフイグナイテッド[れい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

F : [えふ]
 ファロー四徴(症)

ZGMF-X2000 グフイグナイテッド ( リダイレクト:グフイグナイテッド# ) : ウィキペディア日本語版
グフイグナイテッド[れい]

グフイグナイテッド(GOUF IGNITED)は、テレビアニメ機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する、モビルスーツ(MS)に分類される架空の有人式人型ロボット兵器の一つ。劇中では主に「グフ」と呼称されており、これには「Guardian Of Unity Forerunner」(統一の守護たる先駆者)というバクロニムが設定されている。更に「イグナイテッド」は西川貴教(作中において本機の最初のパイロットであるハイネ・ヴェステンフルスキャラクターボイスを担当)が歌う本作のオープニングテーマ曲「ignited -イグナイテッド-」がもとである。
メカニックデザイン大河原邦男であり、そのデザインは『機動戦士ガンダム』に登場するジオン公国軍の「グフ」を参考にしている。
劇中ではハイネ・ヴェステンフルスが搭乗するオレンジ色の試作機が先行登場し、後に青いカラーリングの量産機や、イザーク・ジュールが搭乗する白い専用機などのパーソナルカラー機が多数登場する。本項では、関連作品に登場する派生機についても解説する。
== 機体解説 ==
プラント」の軍事組織「ザフト」が開発した量産型モビルスーツ(MS)の一つ。同時期に開発されたザクウォーリアとの主力機争いに敗れたが、のちに再評価されて量産化されたという設定。剣や鞭などの接近戦に特化した武装を装備し、背中には高速飛行用の主翼と推進器を装備している。劇中ではハイネ・ヴェステンフルスが搭乗するオレンジ色の試作機が先行登場し、のちに青い量産機や、イザーク・ジュールが搭乗する白い専用機などのパーソナルカラー機が多数登場する。
劇中では主に「グフ」と呼称されており〔フルネームで呼ばれたのは、初登場時にギルバート・デュランダルがハイネ機を「ゼットジーエムエフ、エックスツーサウザンド、グフイグナイテッド」と発音して紹介した時のみ。〕、これには「Guardian Of Unity Forerunner」(統一の守護たる先駆者)というバクロニムが設定されている。「イグナイテッド」は、ハイネ役の声優も務めた西川貴教(T.M.Revolution)が歌う本作の第一期オープニング曲「ignited -イグナイテッド-」が由来となっている。
機体名および形状・設定は、宇宙世紀のガンダムシリーズに登場するジオン公国軍の「グフ」を参考にしており、メカニックデザインもオリジナルのグフを担当した大河原邦男が行っている。ただし、宇宙世紀のグフが陸上戦闘に特化しているのに対し、こちらのグフは大気圏内外での飛行能力を有している。
ザフトのニューミレニアムシリーズに属する機体。最大の特徴は背部に固定装備されたフライトユニットで、宇宙空間のみならず大気圏内においてもディンに匹敵する飛行能力を発揮する。また、武装は対MS戦闘を前提とした接近戦用のものを多数装備している。
元々ザクウォーリアと同時期にザフトの次期主力MS選定コンペティションにおいて制式量産機の座を争うために当初から「ZGMF-X2000 グフイグナイテッド」として完成された機体であり、ユニウス条約の影響で設計を根本から変更したザクシリーズ、開発自体の凍結だけでなく後年に改変を経て製造されたドムシリーズとは違って、なんら変更を加えることなく首尾一貫したデザインモデルだった。従ってX2000を「グフイグナイテッドというMSの先行試作機」とするカテゴライズは後年に増産された2000型と区別する後付けの補足的なものであり、どちらかといえば、後者の方こそを「グフイグナイテッド制式量産機」などと呼称する方が相応しく、過去のYMF-01B ジンにおけるプロトジン呼称に近い現象が起こっているともいえる〔段落始め〜終わりまでについて。「DESTINY MSV 『Vol.9 ZGMF-X2000CQGB&S 試作型近接格闘・制圧戦仕様モビルスーツ “グフクラッシャー”』」に詳しく、プラモデル『HG 1/144 グフイグナイテッド(ハイネ・ヴェステンフルス専用機)』においても先行試作機の名は見られない。一方、同『〃 グフイグナイテッド量産機』では「一部の先行試作機のバリエーション」の名でハイネ機を、『〃 イザーク・ジュール専用機』では「試作機に付けられるXは外された」と解説している。〕。
グフシリーズは両腕と両脚を容易に換装出来る機体構造を有し、多種多様な機能、武装を搭載した四肢を状況に応じて付け替えることであらゆる状況・用途に対応するという、ザクウォーリアのウィザードシステムとは異なる案の換装システムを提案した。この方式はウィザード以上に戦況・戦場の変化にきめ細かく対応できるとして優位性をアピールしたが、コストと整備現場の負担増を招くという指摘から、ザクウォーリアが次期制式量産機に決まった。しかし、機体自体の完成度は高く、それを惜しんだ上層部の根強い力添えで少数ながらロールアウトされることとなり、ハイネ・ヴェステンフルスを始めとするFAITHやザフトレッドといった最上級のエースパイロットに優先的に配備された。
その後、戦争の予想外の拡大・長期化により、開戦当初保有していたMSの数が想定以上に減少したため、ザフトは高性能MSの増産を余儀なくされ、ザク系統の生産体制が限界に達していたことや、主戦場が地球に移行していたこともあり、大気圏内での空戦能力を持つ本機が急遽量産機として生産された〔プラモデル『HG 1/144 グフイグナイテッド量産機』組立説明書。〕。この際、コンペ提出期ゆえのナンバーだった「X」が外され、開発チームの悲願が名実ともに達成された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「グフイグナイテッド」の詳細全文を読む




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